辞典 / 概念

アゲート(瑪瑙)


視点: 西洋占星術 / 西洋魔術 / 歴史
テーマ: 鉱石

概要

アゲート(瑪瑙、Agate)は、縞模様を特徴とする微結晶質の石英。西洋の宝石誌学では水星(水星)に対応づけられ、弁舌・機知・説得力を高める護符として用いられた。

語源

「アゲート(Agate)」はギリシャ語 ἀχάτης(アカテース)に由来し、大プリニウス『博物誌』によれば、シチリア島の川アカテス(現アカーテ川)で最初に発見されたことにちなむ地名由来の語とされる。

歴史

大プリニウス『博物誌』(1世紀)にすでに詳しい記述があり、古代から広く知られた石であった。ルネサンス期のハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ『三部の奥義書』などの占星術的宝石対応表で、水星に配当される石として挙げられる。

各伝統における意味

占星術的宝石学

水星が司る言語・知性・雄弁との対応から、弁舌を助け、危険から身を守る護符として身につけられた。文献によっては勝負運・視力の向上といった付随的な効能も語られる。

装飾・工芸における用法

彫りやすく多様な色調を持つ性質から、古代から印章・カメオ彫刻の素材として広く用いられ、実用面でも重要な石であった。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

対応の発見

隣接の発見