辞典 / 概念

ルー


視点: 西洋占星術 / 西洋魔術 / 歴史
テーマ: 薬草学

概要

ルー(ヘンルーダ、学名 Ruta graveolens)は、強い香りを持つ植物。西洋薬草学では太陽(太陽)に支配される植物とされ、古くから魔除け・浄化の力を持つと信じられてきた。

語源

「ルー(Rue)」はギリシャ語 ῥυτή(ルテー)に由来するラテン語 ruta を経た語で、英語の動詞「rue(悔いる)」とは語源上無関係な同音異義語である。

歴史

古代ローマの博物学者大プリニウスの『博物誌』にも薬効が記される。中世〜近世ヨーロッパでは「恵みの草(herb of grace)」と呼ばれ、聖水に浸して撒く道具として教会儀礼にも用いられた記録がある。

各伝統における意味

占星術的薬草学

太陽に支配される植物とされ、視力・活力の増進、および魔除けの効果と結び付けられた。

魔除けとしての用途

古代ギリシャ・ローマから近世に至るまで、邪視(イーヴィル・アイ)や毒・疫病から身を守る植物として広く信じられ、家の入口に吊るす、あるいは携帯する習俗が各地に見られた。

文学

シェイクスピア『ハムレット』4幕5場で、オフィーリアが「恵みの草」としてルーに言及する場面が著名。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

対応の発見

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