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アラン・レオ


視点: 西洋占星術 / 歴史 / 現代文化
テーマ: 西洋占星術

概要

アラン・レオ(Alan Leo、本名ウィリアム・フレデリック・アラン William Frederick Allan、1860年-1917年)は、イギリスの占星術師。太陽星座(出生時の太陽の黄道十二宮位置)を中心とした簡略な占星術を広く大衆化させたことから、しばしば「近代占星術の父」と評される。

アラン・レオの肖像写真(署名入り、1919年刊行の伝記の口絵より)
アラン・レオの肖像写真(妻ベッシー・レオ編『The Life and Work of Alan Leo』口絵、1919年刊)。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

神智学協会(ヘレナ・ブラヴァツキーが創設、神智学を参照)の会員となり、神智学の輪廻転生・カルマといった思想と占星術を結び付けた独自の占星術体系を展開した。雑誌『占星術師(The Astrologer’s Magazine)』(後に『モダン・アストロロジー』と改題)を創刊し、安価な出版物を通じて占星術を一般読者に広めた。イングランドの「大道芸人・浮浪者取締法」を根拠に2度にわたり「占い」の罪で起訴され、1917年の2度目の裁判で有罪判決を受けた直後に死去した。

各伝統における意味

太陽星座占星術の大衆化

出生図全体の複雑な計算を必要とする伝統的な占星術に対し、生年月日(太陽の黄道十二宮位置)だけから性格・運勢の概要を読む簡略化された体系を普及させた。この形式は、現代の新聞・雑誌の「今日の星占い」に直接連なる大衆的占星術の原型となった。

神智学との結び付き

占星術を、単なる予言の技法ではなく、輪廻転生を通じた魂の成長を読み解く精神的な修養の体系として再解釈しようとした。この立場は、占星術を心理学的・精神的な自己理解の道具として捉える20世紀後半以降の「心理占星術」の潮流の先駆けの一つとも位置づけられる。

現代文化

新聞・雑誌の太陽星座に基づく「星占い」欄という形式は、レオが確立した大衆化の延長線上にある。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見