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ノストラダムス


視点: 西洋占星術 / 歴史 / 文学 / 現代文化
テーマ: 西洋占星術

概要

ノストラダムス(Nostradamus、本名ミシェル・ド・ノートルダム Michel de Nostredame、1503年-1566年)は、フランスの医師・占星術師。難解な四行詩(カトラン)の形式で未来を予言したとされる『予言集(Les Prophéties)』(1555年初版)の著者として、現代に至るまで広く知られる。

息子セザール・ド・ノートルダムによるノストラダムスの肖像画(1614年頃)
セザール・ド・ノートルダム『ノストラダムスの肖像』(メジャーヌ図書館、1614年頃)。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

医師として、特にペスト流行時の治療活動で名を上げた後、占星術的な年鑑(アルマナック)の出版を始め、その延長で『予言集』を刊行した。晩年はフランス王シャルル9世の侍医・顧問に任じられた。

各伝統における意味

占星術医学(イアトロマテマティカ)

当時の医師の多くがそうであったように、ノストラダムスも、病の診断・治療の時期を惑星の位置と結び付けて判断する「占星術医学(イアトロマテマティカ)」の実践者であった。この分野は、四体液説(四体液説)に基づく伝統医学と占星術が密接に結び付いていた当時の医学観を反映している。

『予言集』の解釈をめぐる問題

942編の四行詩は、意図的に曖昧・多義的な表現で書かれており、後世の読者によって様々な歴史的事件(フランス革命、ヒトラーの台頭、二度の世界大戦等)と結び付けて解釈されてきた。しかし、これらの結び付けの多くは事件が起きた後になって遡及的になされた解釈であり、詩句が事前に特定の事件を明確に予言していたことを示す確たる証拠ではない点には、学術的に強い留保が付されている。

文学

『予言集』の難解な四行詩は、フランス語文学史においても独特の位置を占める作品として研究の対象となっている。

現代文化

「ノストラダムスの大予言」として、現代でも大衆文化・オカルト言説の中で繰り返し言及される、西洋の予言者像を代表する人物であり続けている。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見