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ピコ・デラ・ミランドラ


視点: ヘルメス思想 / カバラ / 哲学 / 歴史
テーマ: ヘルメス思想

概要

ジョヴァンニ・ピコ・デラ・ミランドラ(Giovanni Pico della Mirandola、1463年-1494年)は、フィレンツェのルネサンス人文主義者。ユダヤ教のカバラをキリスト教の枠組みに取り入れた「キリスト教カバラ」の先駆者として知られる。

クリストファーノ・デッラルティッシモによるピコ・デラ・ミランドラの肖像画(ウフィツィ美術館)
クリストファーノ・デッラルティッシモ『ジョヴァンニ・ピコ・デラ・ミランドラ』(ウフィツィ美術館、16世紀後半)。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

マルシリオ・フィチーノ(マルシリオ・フィチーノ)主宰のプラトン・アカデミーに参加し、23歳で神学・哲学・カバラなど900の命題(『900の命題』)を提示し公開討論を企画したが、教皇庁により一部が異端とされ討論は実現しなかった。この序文として書かれた『人間の尊厳についての演説』は、後世「ルネサンス・ヒューマニズムの宣言」としてしばしば言及される。

各伝統における意味

キリスト教カバラの先駆

ピコは、ユダヤ教のカバラ(カバラ)文献の中に、キリスト教の真理を裏付ける秘教的な証拠が隠されているとする立場から、カバラをキリスト教の文脈に取り入れる試みを行った。これはユダヤ教内部のカバラ本来の教説とは異なる、ルネサンス期のキリスト教的再解釈である。

人間の尊厳という思想

人間は宇宙のどの位階にも固定されず、自らの意志によって獣にも神にも近づきうる自由な存在であるとする思想を展開し、ルネサンス人文主義における人間観の象徴的な表現として広く参照される。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見