辞典 / セフィラ

ケテル


視点: カバラ / ヘルメス思想
テーマ: 生命の木

概要

生命の木(生命の木)を構成する10のセフィロトのうち第1番目。「王冠」(王冠)を意味し、無限なる神(アイン・ソフ)が有限な世界へ顕現する最初の一点とされる。

アタナシウス・キルヒャー『オイディプス・アエギュプティアクス』所収の生命の木図版(1652年)。最上部に位置する第1セフィラ「ケテル」を含む10のセフィロトの配置を示す
アタナシウス・キルヒャー『オイディプス・アエギュプティアクス』所収の生命の木図版(1652年-1654年)。最上部が第1セフィラ「ケテル」にあたる。Public domain, via Wikimedia Commons

語源

ヘブライ語 כֶּתֶר(ケテル)は「王冠」の意。

各伝統における意味

ユダヤ・カバラ

10セフィロトの最上位に位置し、他のセフィロトが持つような明確な属性・対概念を持たない、最も神に近い純粋な段階とされる。

西洋秘教(ヘルメス・カバラ)

黄金の夜明け団の対応表では、ケテルには特定の惑星が配当されない(「プリムム・モビレ(第一動者)」という、当時の宇宙論における最外殻の天球が充てられることが多い)。これは他の9セフィロトの多くが伝統的7惑星に配当されるのとは対照的であり、ケテルが「属性を超えた」段階とされることと対応している。対応する天使としては、ユダヤ教神秘主義に由来するメタトロン(メタトロン)が挙げられることがある。

関連ノード

生命の木から見た整理(任意)

本項自体が生命の木の構成要素であり、独自の「整理」対象ではない。上位ノード 生命の木 を参照。

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

対応の発見

文脈の発見

隣接の発見