辞典 / 概念

MC(ミディアム・コエリ)


視点: 西洋占星術
テーマ: 西洋占星術

概要

MC(ミディアム・コエリ、Medium Coeli、「天の中央」の意)とは、出生(あるいは占う対象となる出来事)の瞬間・場所において、黄道が観測者の子午線(真南の方向)と交わる最高点を指す占星術上の概念。ハウス(ハウス)体系における第10ハウスの始点(カスプ)となる。アセンダント(アセンダント)が東の地平線を基準とするのに対し、MCは子午線を基準とする、異なる軸の基点である。

語源

「ミディアム・コエリ(Medium Coeli)」はラテン語で「天の中央」を意味する。対極にある最も低い点(第4ハウスの始点)は「イムム・コエリ(Imum Coeli、IC、「天の底」の意)」と呼ばれる。

歴史

古代ヘレニズム占星術以来、アセンダントと並ぶ出生図上の重要な基点として扱われてきた。

各伝統における意味

占星術内部の教説

現代の西洋占星術では、MCは、職業・社会的な達成・公的な評判・人生における目標や方向性を象徴するとされる。対極のIC(第4ハウスの始点)は、家庭・家系のルーツ・私的な基盤を象徴するとされ、MC-ICの軸は「公」と「私」の対比として語られることが多い。これらの意味づけは占星術内部の教説である。

アセンダントとの関係

アセンダント(東西の地平線を基準とする軸)とMC(南北の子午線を基準とする軸)は、それぞれ独立に計算される別々の基点であり、両者は直交する2つの円(地平線と子午線)の組み合わせから出生図の基本的な骨格を形成する。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見