概要
オポジション(衝)は、2つの惑星が黄道上でほぼ正反対(角度差180度)の位置にあるアスペクト(アスペクト)。円を2等分する角度に相当する。
語源
英語 opposition はラテン語 oppositio(「向かい合うこと」)に由来する。
歴史
プトレマイオス『テトラビブロス』において既に基本的なアスペクトの一つとして扱われている。
各伝統における意味
占星術内部の教説
現代の西洋占星術では、オポジションは2つの惑星が象徴する性質の間の緊張・対立・意識化を表すとされる。円を2で割る角度であることから、しばしば「二極性」「バランスを取るべき対立軸」といった数の象徴(2を参照)と結び付けて解釈されることがある。この意味づけは占星術内部の教説である。太陽と月がオポジションの状態にあるとき、天文学的には満月(満月)に相当する。
関連ノード
参考文献
- Ptolemy, Tetrabiblos, trans. F.E. Robbins, Loeb Classical Library, Harvard University Press, 1940(原著2世紀頃). — アスペクト理論の一次資料
- Nicholas Campion, A History of Western Astrology, Volume I: The Ancient and Classical Worlds, Continuum, 2008. — 古代〜古典期の西洋占星術史の標準的学術研究