概要
スクエア(四分)は、2つの惑星が黄道上で角度差90度の位置にあるアスペクト(アスペクト)。円を4等分する角度に相当する。
語源
英語 square はラテン語 quadra(「四角」)に由来する古フランス語を経由した語。
歴史
プトレマイオス『テトラビブロス』において既に基本的なアスペクトの一つとして扱われている。
各伝統における意味
占星術内部の教説
現代の西洋占星術では、スクエアは2つの惑星が象徴する性質の間の緊張・葛藤・行動を促す圧力を表すとされる。しばしば困難や試練を示すアスペクトとして語られるが、同時に成長・変化の契機ともされ、単純に「悪い」アスペクトとして一律に評価されるものではない。円を4で割る角度であることから、四元素・四方位といった数の象徴(4を参照)と結び付けて語られることもある。この意味づけは占星術内部の教説である。太陽と月がスクエアの状態にあるとき、天文学的には上弦の月(上弦の月)または下弦の月(下弦の月)に相当する。
関連ノード
- アスペクト — 上位概念
- 4 — 円を4等分する角度に由来する数の象徴
- 上弦の月 — 太陽と月がこのアスペクトをなす位相(満ちていく側)
- 下弦の月 — 太陽と月がこのアスペクトをなす位相(欠けていく側)
参考文献
- Ptolemy, Tetrabiblos, trans. F.E. Robbins, Loeb Classical Library, Harvard University Press, 1940(原著2世紀頃). — アスペクト理論の一次資料
- Nicholas Campion, A History of Western Astrology, Volume I: The Ancient and Classical Worlds, Continuum, 2008. — 古代〜古典期の西洋占星術史の標準的学術研究