概要
マグワート(ヨモギ属の植物、学名 Artemisia vulgaris)は、西洋薬草学において月(月)に支配される植物とされ、夢見・女性性・浄化の力を持つとされてきたハーブ。
語源
学名の属名「アルテミシア(Artemisia)」は、ギリシャ神話の女神アルテミス(アルテミス)に由来するとされる。「マグワート(Mugwort)」の語源については諸説あり確定していない。
歴史
古代ギリシャ・ローマから、月経・出産に関わる女性の薬草として用いられた記録がある。中世ヨーロッパでは、聖ヨハネ祭(夏至の頃)に摘んだマグワートを護符として身につける民間習俗が広く見られた。
各伝統における意味
占星術的薬草学
月に支配される植物とされ、女性性・感情・夢に関連する性質を持つとされる。
夢見のハーブとしての用法
夢を鮮明にする、あるいは予知夢を促す「夢見のハーブ」として、民間伝承・現代の西洋魔術の実践双方で言及される。
現代文化
現代のハーブ愛好家・ウィッカ系の実践者の間でも、夢見や瞑想を目的として用いられることがある。
関連ノード
参考文献
- Nicholas Culpeper, Culpeper’s Complete Herbal, 1653(近年版: Wordsworth Editions, 1995). — 占星術的薬草学における惑星対応の一次資料
- Margaret Baker, Discovering the Folklore of Plants, 3rd ed., Shire Publications, 2001. — 西洋の植物民俗誌の標準的概説書