辞典 / 神格

アルテミス


視点: 神話 / 宗教 / 西洋占星術
テーマ: ギリシャ神話

概要

アルテミス(古代ギリシャ語: Ἄρτεμις)はギリシャ神話における狩猟・野生動物・月の女神。ゼウスの娘でアポロンの双子の姉(または妹)とされる。ローマ神話の月の女神ディアナと同一視される。

フォンテーヌブロー派『狩りの女神ディアナ(ディアーヌ・シャスレス)』(ルーヴル美術館、1550年代頃)
フォンテーヌブロー派(作者不詳)『狩りの女神ディアナ(ディアーヌ・シャスレス)』(ルーヴル美術館、1550年代頃)。Public domain, via Wikimedia Commons

語源

Ἄρτεμις の語源には諸説あり、確定的な学術的合意はない。

歴史

古代ギリシャ各地(特にエフェソス)で広く信仰され、エフェソスのアルテミス神殿は古代世界の七不思議の一つに数えられた。

各伝統における意味

ギリシャ神話

処女性・狩猟・野生動物の守護、また出産の女神としての側面も持つとされる。太陽神アポロンと対をなす形で、しばしば月と結び付けられる。狩人オリオン(オリオン)の死因を巡る異伝の一つでは、アルテミスを挑発した罰として蠍に刺し殺されたとも語られる。熊()とも特に結び付けられ、アテナイ近郊のブラウロンでは若い少女たちが「小熊」として女神に奉仕する通過儀礼(ブラウロニア祭)が行われたとされる。

ローマ神話

ローマ神話の月の女神ディアナ(Diana)と同一視される。

占星術

月()の神話的背景として言及されることがある。これは占星術内部の教説というより、天体の名の由来に関する神話的連想である。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見