概要
熊は、西洋の象徴体系において力・保護・野生の本能を表す動物モチーフ。ギリシャ神話における狩猟の女神アルテミスとの結び付き、および近代のルノルマンカードにおける図柄として、複数の伝統に登場する。
各伝統における意味
ギリシャ神話
狩猟と野生動物を司る女神アルテミス(アルテミス)は熊と特に結び付けられ、アテナイ近郊のブラウロンでは、若い少女たちが「小熊(アルクトイ)」として女神に奉仕する通過儀礼(ブラウロニア祭)が行われたとされる。ニンフのカリスト(カリストの神話)が熊に変えられ、後に大熊座になったとする神話も伝わる。
ルノルマンカード
36枚から成るルノルマンカード(ルノルマンカード)の図柄の一つ。力強さ・保護・嫉妬・権威を表すとされる。
関連ノード
参考文献
- J.E. Cirlot, A Dictionary of Symbols, trans. Jack Sage, 2nd ed., Routledge, 1971. — 象徴図像学の標準的参照辞典
- Caitlín Matthews, Reading the Lenormand: A Practical Guide, Weiser Books, 2016. — ルノルマンカードの歴史的経緯を含む現代の実践的入門書