辞典 / 芸術家

レオナルド・ダ・ヴィンチ


視点: 西洋美術 / 歴史
テーマ: 西洋美術

概要

レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci、1452年-1519年)は、盛期ルネサンスを代表するイタリアの画家・博学者。ミケランジェロ、ラファエロ(ラファエロ・サンティ)と並ぶ「盛期ルネサンス三大巨匠」の一人とされる。絵画のほか、解剖学・工学・建築など幅広い分野に関心を寄せた。

レオナルド・ダ・ヴィンチによる自画像とされる赤チョーク素描(1510年頃、トリノ王立図書館蔵)
レオナルド・ダ・ヴィンチ『自画像とされる赤チョーク素描』(トリノ王立図書館、1510年頃)。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

フィレンツェ近郊のヴィンチ村に生まれ、フィレンツェで画家アンドレア・デル・ヴェロッキオに師事した。晩年はフランス国王フランソワ1世の招きによりフランスで過ごし、同地で没した。

各伝統における意味

『最後の晩餐』

ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の壁画『最後の晩餐』(最後の晩餐、1495年-1498年頃)が代表作の一つ。伝統的なフレスコ技法ではなく実験的な技法(乾いた漆喰にテンペラ・油彩を重ねる方式)で制作されたため、完成後まもなくから劣化が進行したことでも知られる。

ウィトルウィウス的人体図

古代ローマの建築家ウィトルウィウスが著書『建築十書』で示した人体比例論に基づき、円と正方形に内接する人体を描いた素描「ウィトルウィウス的人体図」(1490年頃)は、5(5)という数と人体の関係が語られる際にしばしば言及される。

受胎告知の主題

フラ・アンジェリコ、ボッティチェリらとともに、大天使ガブリエル(ガブリエル)による受胎告知の場面を描いた画家の一人でもある。

美術

『モナ・リザ』をはじめ、西洋美術史上最も広く知られる作品群を残した。ラファエロ『アテナイの学堂』(『アテナイの学堂』)の中心人物の一人(プラトン)の顔には、レオナルドの容貌が反映されているとする解釈もある。

現代文化

『最後の晩餐』の構図(人物が横一列に並ぶ配置)は、後世のパロディ・オマージュ表現の定型として大衆文化で繰り返し引用されている。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見