辞典 / 象徴

砂時計


視点: 象徴 / 西洋美術 / タロット
テーマ: 図像学

概要

砂時計は、時間の経過・人生の有限性を象徴する伝統的な図像。西洋美術において、髑髏(髑髏)などとともに「時の流れの無常」を表すモチーフとして繰り返し用いられてきた。

デューラー『メレンコリア I』(1514年) — 中央下部に砂時計が描かれている
アルブレヒト・デューラー『メレンコリア I』(1514年、銅版画)。多面体・魔方陣とともに砂時計が描き込まれている。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

砂時計という道具自体は14世紀頃のヨーロッパで実用化されたとされ、その普及とともに絵画上のモチーフとしても定着していった。

各伝統における意味

西洋美術(ヴァニタス・メメント・モリ)

17世紀オランダのヴァニタス静物画をはじめ、人生のはかなさ・時間の経過を主題とする絵画に頻出するモチーフ。アルブレヒト・デューラーの銅版画『メレンコリア I』(『メレンコリア I』)にも、多面体・魔方陣とともに砂時計が描き込まれている。

タロット

タロットの「節制」(節制)カードでは、時間・バランスを象徴する文脈で砂時計が図像に用いられることがある(ただし版によって図像は異なり、全ての「節制」カードに砂時計が描かれるわけではない)。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見