辞典 / 象徴


視点: 象徴 / 宗教 / 神話 / タロット
テーマ: 図像学

概要

船は、旅・移行・救済を象徴する西洋文化の基本的な図像モチーフ。ギリシャ神話の冥界の渡し守カロン、聖書のノアの方舟、近代のルノルマンカードにおける図柄として、複数の伝統に登場する。

ギュスターヴ・ドレによるダンテ『神曲』地獄篇挿絵(カロンが亡者たちを舟に追い立てる場面、1861年)
ギュスターヴ・ドレ『ダンテ「神曲」地獄篇』挿絵 第10図(第3歌、カロンが亡者たちを自らの舟に追い立てる場面、1861年)。Public domain, via Wikimedia Commons

各伝統における意味

ギリシャ神話

冥界の渡し守カロン(カロン)は、死者の魂を三途の川を渡って冥界へ運ぶ役割を担うとされる。この「船で此岸から彼岸へ渡る」という構図は、生から死への移行を視覚化する図像として西洋文化に広く影響を与えた。

ユダヤ教・キリスト教

『創世記』に記されるノアの方舟(ノアの方舟)は、大洪水による滅びから選ばれた者を救う船として描かれ、破滅からの救済・新たな始まりを象徴する船の代表的な物語とされる。

ルノルマンカード

36枚から成るルノルマンカード(ルノルマンカード)の図柄の一つ。旅・移動・商取引を表すとされる。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見