概要
月相(げっそう、lunar phase)は、地球から見た月の満ち欠けの周期的変化。新月から満月を経て再び新月に戻るまでの周期(朔望月、約29.5日)を基準に、伝統的に新月・上弦・満月・下弦の4つの節目が区分される。
歴史
太陽と並び古代から最も注目された天体現象の一つで、多くの文化圏で暦法(太陰暦・太陰太陽暦)の基礎として利用された。西洋占星術では、月(月)そのものの象徴的意味とは別に、月相の周期そのものにも独自の意味づけが与えられてきた。
各伝統における意味
占星術における意味づけ
現代の西洋占星術(特に電気占星術・自然占星術の実務)では、新月(新月)は物事の始まり、満月(満月)は物事の結実・顕在化を象徴するとされ、上弦(上弦の月)・下弦(下弦の月)はそれぞれ周期の中間的な転換点として扱われる。
太陰暦・太陰太陽暦との関係
月相の周期は、ユダヤ暦・イスラム暦など多くの伝統的暦法の基礎となっており、キリスト教の移動祝日である復活祭の日付も、春分後の最初の満月を基準に定められる。
現代文化
「新月の願い事」「満月の儀式」のように、現代のスピリチュアル文化では月相を意識した習慣が広く実践されている。
関連ノード
参考文献
- Nicholas Campion, A History of Western Astrology, Volume II: The Medieval and Modern Worlds, Continuum, 2009. — 中世〜近代の西洋占星術史の標準的学術研究
- Demetra George, Finding Our Way Through the Dark, Rev. ed., Association for Traditional Astrology, 2008. — 現代占星術における月相の実務的解釈を扱う代表的著作