概要
小アルカナ「杯」(杯)の4番札。黄金の夜明け団の体系では「奢り(Luxury、あるいは「混ざり合った快楽 Blended Pleasure」)」と題され、蟹座(蟹座)第3デカン(月(月)支配)に対応するとされる。
各伝統における意味
元素・数・生命の木
生命の木の第4セフィラ「ケセド」(ケセド)に対応するとされる。数の4(4)が安定・秩序を象徴するのと同様、感情の満たしが安定した豊かさに至る段階として位置づけられる。
黄金の夜明け団の対応(デカン占星術)
蟹座第3デカン、支配星は月とされ、満ち足りた状態が過剰に安住し、倦怠に転じかねない段階と解釈される。
近代タロットにおける解釈
ライダー・ウェイト版以降の近代タロットでは、3つの杯を前に木にもたれ、差し出される4つ目の杯に無関心な人物の図像が定着し、無気力・倦怠・自ら差し出される機会への無関心を象徴するとされる。
関連ノード
生命の木から見た整理(任意)
本項は本プロジェクト独自の整理モデルであり、歴史的事実の記述ではない。黄金の夜明け団の対応表ではケセドに対応するとされる。
参考文献
- Israel Regardie, The Golden Dawn: A Complete Course in Practical Ceremonial Magic, 6th ed., Llewellyn Publications, 1989(初版1937-1940). — 黄金の夜明け団内部の小アルカナ対応表(Book T)の一次資料
- Arthur Edward Waite, The Pictorial Key to the Tarot, William Rider & Son, 1910. — ウェイト版タロットの意味づけの一次資料