辞典 / 象徴


視点: 象徴 / 宗教 / タロット / 文学
テーマ: 図像学

概要

受容・感情・豊穣を象徴する器。タロットの小アルカナのスート「杯(カップ)」の由来にもなっている。

エドワード・バーン=ジョーンズ『到達 — ガラハッド卿、ボース卿、パーシヴァル卿への聖杯の顕現』(聖杯タペストリー連作、1891年-1894年)
エドワード・バーン=ジョーンズ『到達 — ガラハッド卿、ボース卿、パーシヴァル卿への聖杯の顕現』(聖杯タペストリー連作、1891年-1894年)。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

儀礼における献酒・供物の器として、古代から宗教的な文脈で広く用いられてきた。

各伝統における意味

キリスト教

最後の晩餐(最後の晩餐)で用いられたとされる杯(聖杯)は、中世ヨーロッパの騎士道物語(アーサー王伝説群)における聖杯探求譚(聖杯伝説)の中心モチーフとなった。聖杯そのものの実在は歴史的に確認されておらず、中世文学における伝説的モチーフとして扱う。

タロット

小アルカナのスート「杯」は、伝統的に感情・人間関係を表すとされる(体系ごとの詳細な意味づけは占星術・タロット内部の教説であり、今後個別に整理する)。近代西洋儀式魔術の体系では、杖()・剣・金貨と並ぶ4つの儀式道具の一つとして水()に配当される。

文学

アーサー王伝説群における聖杯探求譚(グレイルクエスト)は中世ヨーロッパ文学の重要な主題の一つ。

関連ノード

生命の木から見た整理(任意)

本項は本プロジェクト独自の整理モデルであり、歴史的事実の記述ではない。(詳細は今後追記)

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

対応の発見

隣接の発見