辞典 / 象徴


視点: 象徴 / 西洋占星術 / 錬金術 / 西洋魔術 / ヘルメス思想
テーマ: 西洋占星術

概要

水は、古代ギリシャの四元素説(四元素)を構成する四つの元素の一つ。アリストテレスの性質論では「冷・湿」の性質を持つとされ、感情・直感・無意識・浄化を象徴する。

ジュゼッペ・アルチンボルド『水』(1566年、クンストヒストリシェス美術館)。水生生物や貝殻の集積で構成された寓意的頭部像
ジュゼッペ・アルチンボルド『水』(クンストヒストリシェス美術館、1566年)。連作「四元素」の一枚。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

アリストテレスの体系化では、水は地に次いで重く、下方へ向かう性質を持つ元素とされた。

各伝統における意味

占星術

黄道十二宮のうち、蟹座(蟹座)・蠍座(蠍座)・魚座(魚座)の3サイン(「水の三区分(トリプリシティ)」と呼ばれる)が水に分類される。これら3サインは黄道上で120度ずつ離れて配置され、共通して感受性・情緒的な深さ・共感を特徴とすると説明される。

タロット・西洋魔術

タロットの小アルカナでは杯(カップ、)のスートが水に対応づけられる。大アルカナでは、ヘブライ文字の伝統的分類における「3母字」の一つメム(מ)に配当される「吊るされた男」(吊るされた男)が水に分類される(詳細は四元素を参照)。錬金術・近代西洋儀式魔術の記号体系では、下向きの三角形(三角形)が水を表す。

錬金術・エレメンタルの伝統

16世紀の医師・錬金術師パラケルススは、水の元素精霊として「ウンディーネ」を挙げたとされる(本プロジェクトでは未作成)。これは古代ギリシャの四元素説そのものとは別の、近世に付加された民間伝承的な要素である点に注意が必要である。

哲学

アリストテレスの自然哲学では、水は冷と湿の性質を持ち、地と風の中間的な性質を担う元素として位置づけられた。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

文脈の発見

隣接の発見