辞典 / 象徴


視点: 象徴 / タロット / 西洋魔術
テーマ: 図像学

概要

意志・情熱・創造力を象徴する棒状の道具。タロットの小アルカナのスート「杖(ワンド)」の由来にもなっている。

ヘルメス・インジェヌイ像。カドゥケウス(杖)を持つヘルメスの大理石彫刻
「ヘルメス・インジェヌイ」古代ローマ期の大理石彫刻(ギリシャ原作の模刻)。カドゥケウスを携えるヘルメスを描く。Public domain, via Wikimedia Commons

歴史

魔術師・司祭が権威や力を象徴する道具として杖を用いる図像は古代から広く見られる。近代西洋儀式魔術では、四大元素それぞれに対応する4つの「魔法道具」の一つとして体系化された。

各伝統における意味

タロット

小アルカナのスート「杖」は、伝統的に意志・情熱・行動力を表すとされる(体系ごとの詳細な意味づけは占星術・タロット内部の教説であり、今後個別に整理する)。

近代西洋儀式魔術

黄金の夜明け団以降の体系では、杖・杯()・剣()・金貨(金貨(ペンタクル))の4つの道具が四元素(四元素)に対応づけられる。標準的な対応では杖は火()に配当されるが、体系によっては杖と剣の元素配当が入れ替わる(杖=風、剣=火とする)流儀も存在し、単一の「唯一正しい対応」があるわけではない。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

対応の発見

隣接の発見