概要
力・正義・知性を象徴する武具。タロットの小アルカナのスート「剣(ソード)」の由来にもなっている。
歴史
古代より武具としての実用的な意味と、権力・裁定の象徴としての意味を併せ持ってきた。
各伝統における意味
ギリシャ・ローマ神話
正義の女神(ギリシャ神話のディケー、ローマ神話のユースティティア。いずれのノードも本プロジェクトでは未作成)が剣と天秤を持つ図像で表されることが西洋美術の伝統として広く見られる。天秤は黄道十二宮の天秤座の由来ともされる。
タロット
小アルカナのスート「剣」は、伝統的に知性・葛藤・対立を表すとされる(体系ごとの詳細な意味づけは占星術・タロット内部の教説であり、今後個別に整理する)。近代西洋儀式魔術の体系では、杖(杖)・杯・金貨と並ぶ4つの儀式道具の一つとされ、黄金の夜明け団の標準的対応では風(風)、体系によっては火に配当される。
関連ノード
- 天秤座 — 正義の女神の持物としての関連
- 正義 — 図像上の持物としての関連
- 杖 — 他の小アルカナのスート象徴
- 魔術師 — 机上に剣を並べて描くタロットカード
- 風 — 黄金の夜明け団の標準的対応で配当される元素
- ソードのエース から ソードの10 — 対応する小アルカナ数札10枚
- ソードのキング — 対応する小アルカナ宮廷札
- ソードのクイーン — 対応する小アルカナ宮廷札
- ソードのナイト — 対応する小アルカナ宮廷札
- ソードのペイジ — 対応する小アルカナ宮廷札
生命の木から見た整理(任意)
本項は本プロジェクト独自の整理モデルであり、歴史的事実の記述ではない。(詳細は今後追記)
参考文献
- J.E. Cirlot, A Dictionary of Symbols, trans. Jack Sage, 2nd ed., Routledge, 1971. — 象徴図像学の標準的参照辞典
- George Ferguson, Signs & Symbols in Christian Art, Oxford University Press, 1954. — キリスト教図像学の標準的参照辞典