概要
黄道十二宮の第7のサイン。占星術では風の元素・活動宮に分類され、調和・均衡・対人関係を表すとされる。
語源
ラテン語 Libra は「天秤」の意。
歴史
黄道十二宮の中で唯一、生物や神話上の人物ではなく道具(天秤)をモチーフとするサインである。ローマ期に独立したサインとして確立したとする説があり、それ以前は隣接する蠍座の一部(蠍のはさみ)として扱われていたとされる。
各伝統における意味
ギリシャ・ローマ神話
正義の女神(ギリシャのディケー、ローマのユースティティア。剣の項も参照)が持つ天秤に由来するとされる。正義の女神アストライア(アストライア)が持つ天秤との関連も指摘される。
占星術
四元素のうち風(風)に分類され、三区分では活動宮(活動宮)。伝統的な支配星は金星(金星)。また、太陽が最も力を弱めるとされる「フォール(転落、フォール)」のサインでもある(ディグニティ、ディグニティを参照)。これらの意味づけは占星術内部の教説である。
関連ノード
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ソードの2 — 対応するデカンを持つ小アルカナ数札
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ソードの3 — 対応するデカンを持つ小アルカナ数札
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ソードの4 — 対応するデカンを持つ小アルカナ数札
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金星 — 伝統的な支配星
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剣 — 正義の女神の持物としての関連
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正義 — ヘブライ文字の伝統的分類における配当先タロットカード
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アストライア — 天秤を持つ正義の女神
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天秤 — 図像そのもの
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ディグニティ — 太陽のフォールとして例に挙げられる教説
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フォール — 太陽の力が最も弱まるとされるこのサイン
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風 — 属する四元素
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活動宮 — 属する三区分
生命の木から見た整理(任意)
本項は本プロジェクト独自の整理モデルであり、歴史的事実の記述ではない。(詳細は今後追記)
参考文献
- Nicholas Campion, A History of Western Astrology, Volume I: The Ancient and Classical Worlds, Continuum, 2008. — 古代〜古典期の西洋占星術史の標準的学術研究
- Nicholas Campion, A History of Western Astrology, Volume II: The Medieval and Modern Worlds, Continuum, 2009. — 中世〜近代の西洋占星術史の標準的学術研究
- Tamsyn Barton, Ancient Astrology, Routledge, 1994. — 古代ギリシャ・ローマにおける占星術の実践と理論の学術研究
- Hyginus (attrib.), Astronomica, English trans. Mary Grant, The Myths of Hyginus, University of Kansas Publications in Humanistic Studies, 1960. — 星座起源神話を集成した古典的原典
- Israel Regardie, The Golden Dawn: A Complete Course in Practical Ceremonial Magic, 6th ed., Llewellyn Publications, 1989(初版1937-1940). — 黄金の夜明け団内部の対応表(タロット等)の一次資料