辞典 / 神格

アストライア


視点: 神話 / 宗教 / 西洋占星術
テーマ: ギリシャ神話

概要

アストライア(古代ギリシャ語: Ἀστραία、「星の乙女」の意)はギリシャ神話における正義の女神。黄道十二宮の乙女座(乙女座)の由来とする説がある神話上の人物。

サルヴァトール・ローザ『アストライア、地上を去る』(クンストヒストリシェス美術館ウィーン、1665年頃)
サルヴァトール・ローザ『アストライア、地上を去る』(クンストヒストリシェス美術館ウィーン、1665年頃)。Public domain, via Wikimedia Commons

語源

Ἀστραία はギリシャ語で星を意味する ἀστήρ(アステール)に由来するとされる。

各伝統における意味

ギリシャ神話

クロノス(クロノス)が統治した「黄金時代」(労苦も争いもない理想郷)に人間界に住んでいたが、時代が進み人間が悪徳に染まっていくにつれて、最後まで人間界に留まった神として描かれる。人類の堕落を嘆いて天へと去り、星座(乙女座)になったとされる。

乙女座の由来説の一つ

乙女座の由来神話には複数の異伝があり(豊穣神デメテルとする説、その娘ペルセポネーとする説などもある)、アストライアはその一つ。本プロジェクトでは特定の一説を「正解」として提示せず、複数の異伝が並立している状態として扱う。

美術

天秤(天秤)を持つ姿で描かれることがあり、この図像は隣接する天秤座(天秤座)の象徴とも関連づけて語られることがある。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見