概要
小アルカナ「剣」(剣)の7番札。黄金の夜明け団の体系では「無益(Futility)」と題され、水瓶座(水瓶座)第3デカン(月(月)支配)に対応するとされる。
各伝統における意味
元素・数・生命の木
生命の木の第7セフィラ「ネツァク」(ネツァク)に対応するとされる。数の7(7)が内省・試練を象徴するのと同様、風の力が計略や不確かな戦術に向かう段階として位置づけられる。
黄金の夜明け団の対応(デカン占星術)
水瓶座第3デカン、支配星は月とされ、正面からの対決を避け、こそこそとした策略に頼る不安定な段階と解釈される。
近代タロットにおける解釈
ライダー・ウェイト版以降の近代タロットでは、陣営から剣をこっそり持ち去る人物の図像が定着し、策略・回避・信頼できない手段を象徴するとされる。
関連ノード
生命の木から見た整理(任意)
本項は本プロジェクト独自の整理モデルであり、歴史的事実の記述ではない。黄金の夜明け団の対応表ではネツァクに対応するとされる。
参考文献
- Israel Regardie, The Golden Dawn: A Complete Course in Practical Ceremonial Magic, 6th ed., Llewellyn Publications, 1989(初版1937-1940). — 黄金の夜明け団内部の小アルカナ対応表(Book T)の一次資料
- Arthur Edward Waite, The Pictorial Key to the Tarot, William Rider & Son, 1910. — ウェイト版タロットの意味づけの一次資料