辞典 / 概念

ルベド(赤化)


視点: 錬金術 / ヘルメス思想 / 心理学
テーマ: 錬金術

概要

ルベド(赤化、ラテン語: Rubedo)は、錬金術の大いなる業(マグヌム・オプス、大いなる業(マグヌム・オプス))における最終段階とされる色彩変化。アルベド(白化、アルベド(白化))に続き、物質が赤く変じ、賢者の石(賢者の石)の完成に至るとされる。

語源

ラテン語 rubedo は「赤さ」の意。

歴史

一部の文献では、ニグレド・アルベドの間に「キトリニタス(黄化)」という段階を挟む四段階説も伝わるが、後代の錬金術文献では黒・白・赤の三段階説が主流になったとされる。

各伝統における意味

伝統的な色彩段階説

アルベドで浄化された物質が赤色に変じ、賢者の石(卑金属を金に変え、不老不死をもたらすとされる究極の物質)の完成に至る、大いなる業の最終段階とされる。

20世紀の心理学的再解釈

ユング心理学では、ルベドは個性化過程(個性化)の完成、自己(セルフ)の実現・統合の局面の比喩として再解釈された。これは近代の心理学的解釈であり、錬金術師たち自身が意図した意味とは区別する必要がある。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

文脈の発見

隣接の発見