辞典 / 概念

大いなる業(マグヌム・オプス)


視点: 錬金術 / ヘルメス思想 / 心理学
テーマ: 錬金術

概要

大いなる業(マグヌム・オプス、ラテン語: Magnum Opus)は、錬金術(錬金術)における第一質料(第一質料)を賢者の石(賢者の石)へと変成させる全過程を指す。

語源

ラテン語 Magnum Opus は「大いなる作品・業績」の意。

各伝統における意味

伝統的な色彩段階説

多くの錬金術文献では、変成過程がニグレド(黒化、ニグレド(黒化))・アルベド(白化、アルベド(白化))・(文献によりキトリニタス、黄化の段階を含む)・ルベド(赤化、ルベド(赤化))という色彩変化の段階として描写される。これらの色彩段階が文字通りの化学変化を指すのか、比喩的な精神的過程を指すのかは、錬金術文献自体の中でも解釈が分かれ、歴史的に一様ではない。

20世紀の心理学的再解釈

ユング心理学(カール・ユング)では、この色彩段階が個性化過程における心的変容の諸段階の比喩として再解釈され、自己(自己(セルフ))の実現に至る過程の象徴とされた。これは近代の解釈であり、錬金術師たち自身の意図とは区別する必要がある。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見