辞典 / 神格

ポセイドン


視点: 神話 / 宗教 / 西洋美術
テーマ: ギリシャ神話

概要

ポセイドン(古代ギリシャ語: Ποσειδῶν)はギリシャ神話における海・地震・馬を司る神。オリュンポス十二神の一柱で、ゼウス(ゼウス)・ハデス(ハデス)の兄弟にあたる。ローマ神話のネプトゥーヌス(Neptune、英語 Neptune=海王星の由来)と同一視される。

ペーテル・パウル・ルーベンス『クオス・エゴ(怒れる海を鎮めるネプトゥーヌス)』(ドレスデン絵画館、1635年頃)
ペーテル・パウル・ルーベンス『クオス・エゴ(怒れる海を鎮めるネプトゥーヌス)』(ドレスデン絵画館、1635年頃)。Public domain, via Wikimedia Commons

語源

Ποσειδῶν の語源には諸説あり、確定した定説はない。

歴史

ミケーネ文明期の線文字B文書に既にポセイドンに相当する神名の記録があるとされ、ゼウスと並んで古い層に属する神格と考えられている。海洋国家であった古代ギリシャ世界において、航海の安全を左右する重要な神として広く信仰された。

各伝統における意味

ギリシャ神話

ティーターン神族クロノス(クロノス)とレイア(レイア)の子。三兄弟(ゼウス・ハデス・ポセイドン)によるくじ引きで天空・冥界・海の支配権が分けられたとされ、ポセイドンは海の支配権を得た。三叉の矛(トライデント)を武器とし、怒ると地震や暴風を引き起こすとされる。馬の創造者・守護神としての性格も持つ。

美術

三叉の矛を持ち、しばしば海馬(ヒッポカムポス)が引く戦車に乗る姿で描かれる。

関連ノード

参考文献

関連ノード(発見の質でグループ化)

隣接の発見